2011年11月21日月曜日

成人式とは

成人式とは言わずもがな、子供が大人になるというとても大事な儀式であるということは、常識として誰もが持っているであろう事と思います。
ですがどうでしょうか、最近の成人式というものは、あまり厳かに行われるというイメージよりも、大人になりきれない若者が暴れまわって迷惑をかけるイメージが先行している。
どこの都道府県とは言いませんが、そのハチャメチャな成人式の様子をテレビなどで放送して、日本はもう駄目だなあという呟きをもらさせるところです。
ご年配の方々なんかは、俺たちの若いころはもっとちゃんとしていたとか何とか、成人式の様子を見ておっしゃいそうですね。
ほとんどの都道府県で、あるいはもっと小さなコミュニティであっても、ちゃんと厳かに重要な儀式として成人式を行っているところは多いと思います。

成人式とは、というテーマにかこつけてのマスコミ批判はこれくらいにいたしまして、最近私の周りでもこれに関係する話題をいくつか聞くようになってきました。
なんでも、結構早い段階で予約しないと成人式には間に合わないみたいで・・・しかも値段がレンタルの癖に高いときています。
いくら一生に一度しかない大事な成人式のためとはいえ、これって結構手痛い出費ですよね。
中にはわざわざ袴をレンタルするのだというつわものもいたようですが、たいていの場合はスーツだと思います。
これは私の周りでの話で、成人式といえば紋付袴じゃないかという人もいらっしゃるとは思うので、あしからず。

成人式とは、どのような儀式であるかというお話をする必要は、やはり無いように思います。
儀式というものは、やはり大事ではあるけれども、最終的にどこまで言っても儀式でしかないというのは成人式においても同じこと。
その後の立ち振る舞い方で、あの人は大人だと言われるか、あるいはまるで成長してないと思われるのか。
成人式を終えたから大人になるのではなく、大人になったからこそ成人式に参加できると、こういう言い方をするべきなのかもしれませんね。

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